
院試勉強はいつから始めるべき?間に合う人の逆算スケジュール
院試勉強はいつから始めるべき?間に合う人の逆算スケジュール
「院試勉強はいつから始めればいいのか」――院進を決めた学生が最初にぶつかる疑問です。結論から言えば、内部進学なら学部4年の4〜5月、外部進学なら学部3年の春休みから始めるのが理想です。ただし、英語(TOEIC・TOEFL)の対策はもっと早く始めるべきです。この記事では、合格者の実例を踏まえて逆算スケジュールを解説します。
院試勉強の開始時期は内部・外部で異なる
内部進学は3〜4ヶ月、外部進学は6ヶ月以上の準備期間を確保するのが一般的です。
院試本番が学部4年の8月だとすると、内部生の勉強期間は約3〜4ヶ月、外部生は6ヶ月以上が目安です。この差は、過去問・授業ノート・教員との関係といった「内部生だけが持つアドバンテージ」が大きいためです。
専門科目の勉強は学部4年の4〜5月から始めれば十分間に合います。授業で扱った内容がそのまま出題されることが多く、ノートと過去問で対策可能です。
遅くとも学部3年の春休みには準備を始めましょう。情報収集・研究室訪問・過去問入手・教科書での基礎固めなど、やることが多いためです。
英語対策は最も早く始めるべき
英語は短期間で伸びにくいため、専門科目より先に取り組みましょう。TOEICスコア提出が必要な場合は特に注意です。
近年はTOEICやTOEFLのスコア提出を求める大学院が増えています。スコアの提出期限は出願時(6〜7月)が一般的なため、それまでに目標スコアを取得しておく必要があります。
- TOEIC:多くの大学院で目安は700点以上。難関大では800点以上を求められることもある
- TOEFL iBT:難関大学院では80点以上が一つの目安
- 独自の英語試験:学術論文の和訳や英作文が出題される場合が多い
補足:TOEICは年間複数回受験できますが、スコア発表まで時間がかかります。出願に間に合わせるには、遅くとも学部3年の3月までに最後のTOEIC受験を終えておきましょう。
逆算スケジュール:8月の院試に間に合わせる
学部4年8月の院試本番から逆算して、月別にやるべきことを整理します。
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1
学部3年 後半〜春休み:英語対策を本格化。TOEICで目標スコアを取得する。志望大学院の研究室訪問を開始する。
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2
学部4年 4月:過去問を入手し、出題傾向を分析。専門科目の教科書で基礎固めを始める。研究計画書のテーマを決める。
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3
学部4年 5〜6月:専門科目の演習書を解く。研究計画書の初稿を完成させ、教員に添削を依頼する。出願書類の準備を進める。
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4
学部4年 7月:過去問を繰り返し解き、解けない分野を集中的に復習。面接の想定問答を準備する。
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5
学部4年 8月:院試本番。試験前日は新しい問題に手を出さず、これまでの復習に集中する。
勉強時間の目安
合格者の多くは1日3〜5時間、直前期には1日6〜8時間の勉強時間を確保しています。
- 本格期(5〜7月)の平均勉強時間は1日3〜5時間
- 直前期(7月後半〜8月)は1日6〜8時間に増やす
- 外部生は卒業研究との並行になるため、研究室の理解を得ておくことが重要
- 過去問は1周目で出題傾向を掴み、2周目以降で得点力を上げる
遅れて始めても合格は可能か
3ヶ月程度の準備でも合格は可能ですが、効率と集中力が問われます。出遅れた場合は学習範囲を絞ることが鍵です。
「気がついたら6月になっていた」というケースでも、合格は不可能ではありません。ただし、限られた時間で合格点を取るには戦略が必要です。
- すべての分野を網羅しようとせず、過去問に頻出の分野に絞って対策する
- 英語が間に合わない場合は、専門科目で挽回する戦略を立てる
- 研究計画書は教員に早めに相談し、添削を1〜2回受ける
- 直前期に新しい教材に手を出さず、既存の参考書を繰り返す
まとめ:早めの行動が合格への近道
院試勉強の開始時期は早ければ早いほど有利です。英語は学部3年から、専門科目は4年4月から始めましょう。
院試の合否を分けるのは才能ではなく、準備の量と質です。内部生は3〜4ヶ月、外部生は6ヶ月以上の勉強期間を確保することで、合格の可能性は大きく高まります。
「まだ早い」と思っているうちに時間は過ぎていきます。この記事の逆算スケジュールを参考に、今すぐ自分の準備計画を立ててください。