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大学院の志望理由書の書き方|評価される構成とNG例を解説

大学院の志望理由書の書き方|評価される構成とNG例を解説

院試対策
2026.04.07AcadeMina編集部

大学院の志望理由書の書き方|評価される構成とNG例を解説

大学院の志望理由書は、研究計画書と並んで院試の出願書類の中核となる書類です。「なぜこの大学院・研究室を選んだのか」を論理的に説明できないと、教員からの評価は下がります。一方で、構成のコツを押さえれば、誰でも説得力のある志望理由書を書くことが可能です。この記事では、評価される志望理由書の構成と、避けるべきNG例を解説します。

志望理由書で問われていること

志望理由書では「なぜ大学院か」「なぜこの研究室か」「研究への熱意」の3つが問われます。

大学院の志望理由書は、単に「学びたいから」では評価されません。教員が知りたいのは、以下の3つです。

  • なぜ大学院に進学したいのか:学部卒との違いを理解したうえでの選択か
  • なぜこの大学院・研究室なのか:他大学院ではなく、なぜここを選んだのか
  • どんな研究をしたいか:研究への熱意と具体性

これら3つに明確に答えられる内容になっていれば、志望理由書は合格レベルに達します。

志望理由書の基本構成

志望理由書は「学びの動機→研究室を選んだ理由→入学後の計画→将来像」の4部構成が王道です。

パート1

学びの動機
大学院で学びたいと思ったきっかけと背景

パート2

研究室を選んだ理由
なぜこの大学院・研究室か

パート3

入学後の計画
具体的に何を研究したいか

パート4

将来像
修了後のキャリア

各パートの書き方

各パートは「具体的なエピソード→そこから得た問題意識→大学院での学びにつなげる」流れで書きましょう。

パート1:学びの動機

学部での研究や授業、ゼミでの議論など、具体的なエピソードから書き始めましょう。「興味があったから」だけでは説得力がありません。

例:「学部3年のゼミで〇〇というテーマを扱った際、△△という問題が解決されていないことを知り、より深く研究したいと考えるようになった」

パート2:研究室を選んだ理由

志望先の研究室の研究内容や論文を具体的に挙げ、それが自分の関心とどうつながっているかを示します。

  • 志望先の教員の論文・著書を1〜2本引用する
  • その研究が自分の関心とどう一致するかを説明する
  • 研究室の設備・環境への言及があるとさらに具体的になる

パート3:入学後の計画

研究計画書とリンクする内容ですが、志望理由書では「なぜ取り組みたいか」に重点を置きます。研究計画書では方法論を、志望理由書では情熱と動機を伝えるイメージです。

パート4:将来像

修了後のキャリアプランを具体的に書きます。研究者を目指すのか、企業の研究開発職か、それぞれに向けて修士課程で何を身につけたいかを示します。

評価される志望理由書のポイント

具体性・一貫性・主体性の3つが評価のカギです。抽象的な表現は避け、自分の経験に基づいて書きましょう。

  • 具体的なエピソードや論文名が引用されている
  • 動機・研究室選び・将来像の流れに一貫性がある
  • 「やりたい」だけでなく「なぜやりたいか」が書かれている
  • 志望先研究室の特徴を踏まえた内容になっている
  • 誤字脱字がなく、読みやすい文章になっている

NG例:避けるべき志望理由書の書き方

抽象的・他大学院でも通用する内容・教員への過度なお世辞は逆効果です。具体例で書き換えましょう。

  • 「貴学の充実した研究環境に魅力を感じました」だけで具体性がない
  • 志望先の研究内容に触れず、他大学院でも通用する内容になっている
  • 「先生の論文に感動しました」など過度なお世辞
  • 研究計画書と矛盾する内容を書いている
  • 大学院修了後のキャリアが「特に決まっていない」と書く
  • 学部での経験と志望動機がつながっていない

補足:志望理由書は「コピペで使い回せない」内容になっているかが重要です。志望先の研究室名を空欄にして、別の研究室の名前を入れて成立するなら、それは具体性が足りません。

志望理由書の文字数と提出形式

文字数の目安は800〜2,000字。フォーマットは大学院ごとに異なるため、必ず募集要項を確認しましょう。

  • 文字数の指定がない場合は800〜2,000字が一般的
  • A4用紙1〜2枚に収める
  • 手書き指定の大学院もあるため、要項を必ず確認
  • 研究計画書と志望理由書が一体化している場合もある

まとめ:具体性と一貫性を持って書こう

志望理由書は具体的な経験に基づいて書くことが最重要です。他大学院では使えない、自分だけの内容を作りましょう。

大学院の志望理由書は、自分の研究への熱意と論理的思考力を伝える書類です。抽象的な表現や使い回しの内容は避け、自分の経験と志望先の特徴をつなげる形で書きましょう。

初稿を書いたら、必ず指導教員や信頼できる人に読んでもらい、フィードバックを受けてください。客観的な視点を取り入れることで、説得力のある志望理由書が完成します。

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