
院試前に教授へメールするべき?失礼にならない連絡方法を解説
院試前に教授へメールするべき?失礼にならない連絡方法を解説
「院試前に志望先の教授にメールを送るべきか?」――特に外部進学を検討する学生が悩むテーマです。結論から言えば、外部進学の場合はほぼ必須です。事前連絡をしないまま出願すると、研究室訪問の機会を逃すだけでなく、教員に「準備不足」と判断されるリスクもあります。この記事では、教授へのメールの送り方、文面の例、注意点を解説します。
なぜ教授へのメールが必要なのか
事前連絡は研究室の受け入れ意向の確認、情報収集、関係構築のために必要です。
志望先の教授に事前連絡することには、以下のような目的があります。
- 受け入れ意向の確認:研究室に空きがあるか、自分の研究テーマが受け入れられるかを確認できる
- 研究室訪問の依頼:研究室の実態を知る機会を得られる
- 関係構築:教員に名前を覚えてもらい、面接で有利になる
- 情報収集:過去問や試験の傾向について教えてもらえることもある
多くの大学院では、出願前の事前面談を必須としているところもあります。連絡を取らずに出願すると、受験資格を失う可能性すらあります。
メールを送るタイミング
メールは出願の3〜6ヶ月前、遅くとも研究室訪問の2〜3週間前には送りましょう。
初回連絡
志望の意向と研究室訪問の希望を伝える
日程調整
具体的な訪問日時を決める
確認連絡
訪問予定を再確認する
お礼メール
当日中にお礼を送る
失礼にならないメールの基本構成
件名・宛名・自己紹介・本題・締めの順で書きましょう。簡潔で礼儀正しい文面が基本です。
件名の書き方
件名は用件と所属を明示します。「院試についてのご相談(〇〇大学・氏名)」のように、教員が一目で内容を判断できる形式が理想です。
本文の構成
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1
宛名:「〇〇大学 △△研究科 □□先生」と正式名称で記載します。役職(教授・准教授)も確認しましょう。
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2
挨拶と自己紹介:「突然のご連絡失礼いたします。私は〇〇大学△△学部に在籍している□□と申します」と簡潔に。
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3
連絡の目的:「貴研究室への進学を希望しており、ご相談させていただきたくご連絡いたしました」と用件を明示。
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4
研究への関心:「先生の〇〇に関する研究に強く関心を持っており、□□について学びたいと考えています」と具体的に。
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5
依頼内容:「お忙しいところ恐縮ですが、研究室訪問の機会をいただけますでしょうか」と丁寧に依頼。
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6
締めの挨拶と署名:「ご検討のほど、よろしくお願いいたします」で締め、所属・氏名・連絡先を明記。
メール文面の例
実際のメール例を参考に、自分の状況に合わせてアレンジしましょう。
件名:大学院進学に関するご相談(〇〇大学・山田太郎)
本文:
△△大学 □□研究科
◇◇先生
突然のご連絡失礼いたします。私は〇〇大学理学部に在籍している、4年生の山田太郎と申します。
このたび、来年度の大学院進学を検討しており、◇◇先生のご研究に強く関心を持ったため、ご連絡を差し上げました。
先生の「〜〜に関する研究」を拝読し、私が学部で取り組んでいる△△の研究をさらに発展させる方向性として、貴研究室で学びたいと考えています。
つきましては、お忙しいところ恐縮ですが、研究室訪問の機会をいただけませんでしょうか。先生のご都合の良い日時を、いくつかご提示いただけますと幸いです。
お忙しい中、ご検討いただきありがとうございます。何卒よろしくお願いいたします。
山田 太郎
〇〇大学 理学部 物理学科 4年
メールアドレス:xxx@xxx.ac.jp
電話:090-xxxx-xxxx
メールでやってはいけないNG行動
敬語の誤用、内容の不備、しつこい催促などは避けましょう。第一印象を損なわないように注意します。
- 件名が「お願い」だけなど、内容が分からない
- 「〇〇先生様」など、敬称の重複
- 本文が長すぎる、または短すぎて要点が分からない
- 研究室の研究内容を理解せずに、漠然と「興味があります」とだけ書く
- 返信がないからといって、数日後に何度も催促する
- 誤字脱字が多く、文章が雑
- 大学のメールアドレスではなく、フリーメール(Gmailなど)を使う
返信が来ないときの対処法
教員は多忙です。1週間程度待っても返信がない場合のみ、丁寧に再連絡しましょう。
- 送信から1週間は待つ
- 1週間経っても返信がない場合、件名に「再送のご連絡」と入れて再送する
- 2回送って返信がない場合は、研究科の事務局に問い合わせる方法もある
- 返信がないからといって、複数の教員に同時に送るのは避ける
まとめ:丁寧なメールで第一印象を良くしよう
教授へのメールは外部進学では必須です。基本マナーを守った文面で、第一印象を良くしましょう。
院試前の教授へのメールは、受験生の印象を決める最初の接点です。基本マナーを守り、簡潔で礼儀正しい文面を心がければ、教員に好印象を与えることができます。
テンプレートを参考にしつつも、自分の言葉で研究への熱意を伝えることが最も大切です。早めに連絡を取り、研究室訪問の機会を確保しましょう。